oyster

観たものメモ用紙

2014.04.02.(M) ウィキッド

【グリンダ】鳥原ゆきみ
【エルファバ】雅原慶
【ネッサローズ】豊田早季
【マダム・モリブル】中野今日子
【フィエロ】飯村和也
【ボック】厂原時也
【ディラモンド教授】菊池正
オズの魔法使い】松下武史
【男性アンサンブル】
脇坂真人、三宅克典、白倉一成
清川晶、権藤雄太朗、菱山亮祐
光山優哉、分部惇平、若山展成
【女性アンサンブル】
あべゆき、石野寛子、小澤真琴
間尾茜、芦澤瑞貴、織田なつ美
西浦歌織、花田菜美子、本井亜弥
(敬称略)

追記よりうろ覚えに近いメモです。
***

沢山…放置してしまって…しかもゆきみさんグリンダ2回目観に行ってしまったので色々混ざってしまっています。

厂原さんボック、私の中で大変な衝撃でした。
今までボック(とネッサ)はなんというか「エルファバの悲劇」を更に加速させる一要素、という見方で個人的にはあまり注目していませんでした。
だけど、厂原さんボックは優しすぎるー!
ダンスホールでボック&ネッサに泣かされたのは初めてです…。

二幕も、他の方だと(何人も見た訳ではないですが)ネッサが彼を手離そうとしなかった他は自分の体面のために側に居続けたような印象があるけれど、厂原さんのボックはネッサを見捨てられなかったんだろうなぁ…みたいな。
ネッサが歩けるようになった時の嬉しそうな顔といったら!
自分が解放されるって喜びだけではなさそう、友人の為に素直に喜んでいるようにも思えてしまってその後の展開を思うと苦しい。
ネッサローズの車椅子を押して去っていく背中と周囲のダンスの華やかさの対比が強烈に虚しくて、あの場面は大好きです。

それから飯村さんのフィエロは前回「あまり好みではないかも…」と思っていたのですが、今回は良かったどころかかなりときめいて帰ってきました。
エルファバへの思いがとても強くて、見ているこちらが照れそう。(笑)

後に見た松島さんのフィエロがストレートに真っ直ぐ愛を飛ばしてきて包もうとするフィエロなら、飯村さんのフィエロはグラスに収まりきらない愛が波のようにエルファバを浸す、みたいな…。
どうしよう、私の頭のロマンチック趣味に語彙が追い付かない。

二人は永遠に、今回はちゃんとエルファバに寄り添っていました。本当に前回はどうしたんだろう?気圧されちゃったのかな(笑)
1秒だって目を離すのが惜しいんだ、って言いたいような瞳に炎の灯る飯村さんフィエロがね、私は照れます。
だって「どうしたんだい?」をあんなに焦れたような声で言うのはずるい…!

鳥原さんグリンダについても感じたことが沢山あったのはずなのに、感想はすぐ作らないと駄目ですね。

間尾さんの踊っている時の表情がたまらなくチャーミングで大好きです。
若山さんのエメラルドシティでのどや顔も好きです。